第19回東北オフ！

題にもあります通り、先日行われた第１９回東北オフに参加してきました。
仙台に前日入りし友人と遊び、ボドゲ沼に嵌まらされかけ、ゾロアークGXを手にしました。バトルラインとかいうボドゲがクッソ楽しかったです。ボドゲ有識の民は声をかけてくれるとうれしいです。

さてそれではメインに。
持っていく構築が全然決まらず、訳のわからないギミック（エレザードでそうでんしてジャラランガのブレイジングソウルビートでレヒレを突破しよう！等）ばかり考えていたあたりそうとう参ってたと振り返って思います。
そんなこんなしていたのですが、仙台入りする当日（2/23）の午前1時から外気温マイナス9度という冷凍庫のような土地で頭を冷やしつつ構築を考えようと散歩をはじめました。頭を冷やすこと3時間、考え付いたのがこの構築です。

帰宅後即厳選育成を済ませレートに。時間が時間なだけに外国人とばかりマッチングしましたが、13-2とかいう勝率を叩き出したのでこの路線で行くことを決めました。アギルダーがメチャクチャ強かったです。
しかし、選出に片寄りがでまくり、カビゴンの選出は2回、カプ・レヒレの選出はなんと0回と相成りました。
迷いに迷いましたが、当日の自己紹介直前にレヒレ→ブルル、カビゴン→霊獣ランドロスに変更。
これが幸いし、予選スイスドロー4-2で9位、本戦1回戦を突破しベスト8に入ることができました。

前置きはここまでとし、構築経緯と個別解説に。

まず、僕は地雷が大好きです。以前、先輩と同期から、「ダブルのメガリザードンXは事故」と教えられたためリザXを使うことを決めました。
リザX自体は現環境に多いテテフグロス、リザコケコに強いため、可能性は高く刺さると思います。
しかし、ダブル最強のポケモンであるところの霊獣ランドロスという四つん這いの全裸のおっさんにとても弱いのです。（いわなだれ、地震のメイン2ウェポンが抜群で入る、いかくで攻撃を下げられる、リザX側からの打点が等倍でしかない）
スカーフなんて巻いてたときにはなすすべがありません。
ではどうするか。スカーフの上から叩き潰せばいい。
ということでカプ・テテフとアギルダーの並びを採用。

HSぶっぱ（最速）＠サイコシード
地雷枠その1。見せ合いでわかる地雷。
アギルダーはH種族値が80、最大で実数値187までの相手ポケモンをいのちがけで粉砕することができます。カプ系統は問答無用で確定1発なので、リザXではキツいレヒレ対策も兼ねることができます。
さらにアシッドボム、むしのていこうとサポート技も優秀。アシッドボムを入れDを2段階下げることが出来ればテテフのサイコキネシスで等倍以上とれるならだいたいぶっ飛びます。
持ちものは軽業発動のためのサイコシード。むしのていこうと合わせて、雑に耐えてアシッドボムを入れたりできてなかなか使用感は良かったです。

ひかえめCSぶっぱ＠こだわりスカーフ
割りと普通のポケモン。
テテフはランドロスを上から叩くためスカーフ。技は基本サイコキネシスしか打たないため別の構築で使っていたものをそのまま流用しました。めざめるパワー地面、ムーンフォースをシャドーボール、きあいだまにしたほうが強いと思いました。

HAぶっぱ＠クサZ
レヒレや水タイプへの牽制枠。こいつも普通のポケモン。
技も配分もいたってシンプル。メレラキツボラキやトリルなどへ打つふきとばしが地雷といえば地雷要素。ぶっ刺さるときだけ選出すると決めていたので、オフ全体を通して選出は1回のみ。要考察枠。

またまた普通のポケモン。いかく枠兼格闘枠。
こいつもありきたりな型。ランドロスよりも刺さりそうなときに選出。選出回数はオフ全体で2戦。ここも要考察枠。

ASぶっぱ（最速）＠リザードンナイトＸ
地雷枠その2。構築のメインであり最大の地雷。リザードンナイトXの文字が現れた瞬間に出る対戦相手の「は？」みたいな表情が最高でした。
技構成はメインウェポンのフレアドライブ、水タイプやヒードランに打つかみなりパンチ、いかくで下げられたAと自信のSを同時に上昇させることのできるりゅうのまい、そこそこ大事に使いたいのでまもる。
電気技がバンバン飛んでくるのを笑顔で許しながらドラゴンダンスを披露する火力オバケ。電気技への耐性がひっくり返るのがメチャクチャ強いです。

控えめCDベース＠ジメンＺ
地雷枠その3。変態両刀使いの全裸おっさん。
PGLに10%いるらしい特殊メインのランドロス。
技構成はS操作にがんせきふうじ、おもにバンギラスやツンデツンデなどの格闘4倍弱点持ちに打つばかぢから、タイプ一致のメインウェポンであるだいちのちから、ミラー考慮のめざめるパワー氷。
いかくが非常によく飛んできますがなんのその。だいちのちからを元にしたジメンZでシールドフォルムのギルガルドを飛ばし、ミラーで出てきたランドロスをわからせる。こいつの型のおかげで相手の思惑を強引に突破することも多かったです。全対戦で選出。

自分で使っておきながら、「この構築に当たったのは事故」と豪語する地雷率。地雷が3つもあったらどれかにあたります。
構築の中身を見せたところ、「初見でこれは無理」「この構築でよく本戦まで行けたな」などのお褒めの言葉をいただきました。
なお本戦2回戦目は相性が絶望的に悪く、2本ともAがぶちあがったキリキザンという化け物に解体処理されました。
本戦1回戦目も、2本目は地雷がバレていたためとても苦しかったです。地雷は知られていない内が命、崩し方を知られると途端に難しくなります。

要考察枠を検討してさらに地雷の完成度を高めようと思います。