【ポケモンオフ会仙台遠征記事】対グラカイ最終兵器(笑)搭載型ゼルネレック【構築記事編】
こんにちは、るーしぇです。
前記事に続き、仙台遠征で使用した構築についての記事を書いていきます。
1日目、第21回東北ポケモンオフでの使用構築はこちら↓
GSでよく見るいつもの鹿以外まともなポケモンがいねえ
構築経緯
次の記事で紹介する構築を通話しながら練ってだいたい出来上がった後にふと30分ほどでよく考えないで出来上がった構築。ボックスですぐ使えそうなポケモンを探していたところ王冠使用済みのゼルネアスを発見、さらにレックウザ発見、ゼルネレックの並びにすることに。レックウザはようき個体しか持っていなかったため、そのまま通話先の方にいじっぱり個体を借りました。この並びだとツンデツンデやドータクンなどの鋼タイプが無限に重い+ついでにガオガエンを破壊できるということでカクトウZカプ・テテフを採用することに決定。メガ進化枠をレックウザが持って行ったため一般枠でメガ枠を採用する必要がなくなったので、汎用性の高さからガオガエンを採用。僕の慣れた構築にテテフアギルダーがあるのですが、深夜テンションと悪ノリでアギルダーを採用。グラードンとカイオーガが重いという話になったため、1匹で両方を見れるポケモンがいないか……となったところこれまた通話先の方が †めざめるパワー水ウォッシュロトム† を提案、そのまま採用。勢いって怖いね。
それでは個別解説
ゼルネアス
特性:フェアリーオーラ
性格:おくびょう
持ち物:パワフルハーブ
努力値:CS252余りB
技構成:ムーンフォース マジカルシャイン ジオコントロール まもる
何も考えずに努力値を振ったよくみる鹿。禁止伝説級なうえに専用アイテムと言っていいほど相性ばつぐんなアイテムを持ち、残数不利でも一気に巻き返すことも多い鹿。強さは誰しもがわかる上に構築を組む時は基本的にこいつの対策をしなければいけない鹿。こいつを通せたときはこれだけで勝てたのでさすが鹿でした。
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特性:エアロック→デルタストリーム
性格:いじっぱり
持ち物:†おうじゃのしるし†
努力値:AS252残りH
最初はきあいのたすきを持ってつるぎのまいをするはずだったポケモン。構築内のポケモンが全部決まってから、ここまで面白いことするならおうじゃのしるし投げつけるにしちゃえ☆とさらに悪ノリをした結果がコレ。真面目は話をすると、いのちのたまガリョウテンセイ、こだわりハチマキガリョウテンセイを耐える調整にしているだろうポケモンが多いと予想したこと、ガオガエンがどこからでもいかくを撒いてくるだろうということで火力アップアイテムを持たせても一撃で落とせないならば持たせなくていいと思ったことと、サイコフィールド下でも素早さが勝っていれば2ターン目以降でも疑似的なねこだましとして使えること、不利対面でも最悪しんそくで怯みが期待できることからこうなりました。なげつけるの枠はだいちのちからがいいと思います(無補正無振りでとくこう実数値180、無補正HD252ツンデツンデを確定1発)。鋼対策を他で十分できる、かつレックウザをしっかり介護できるならつるぎのまい、耐久がだいたいメガガルーラと同じくらいあるので、耐久ベースにするならおいかぜ等もアリだと感じました。また、デルタストリームで飛行弱点を消しても接地しているわけではないので、エレキフィールド下でも眠ってしまうが難点と感じました。
特性:いかく
性格:いじっぱり
持ち物:ガオガエンZ
努力値:HA252のこりS
技構成:ちょうはつ DDラリアット ねこだまし とんぼがえり
虫悪タイプの猫。ちょうはつは主にトリックルーム始動役へ打つ想定で入れました。実際の対戦ではエスパーZを持ってなさそうなドータクンをおもちゃにしました。ガオガエンZを持たせることについてですが、GSルールではZ枠がわりと余りがちなこと、HD特化チョッキなどでないかぎり2耐えが期待できないことが多いこと、数がそこそこ多いルナアーラへの確実な打点(補正ありA172以上振ることでいかく込みでH4振りのルナアーラをファントムガードのうえからハイパーダーククラッシャーで確定1発と教えていただきました)となることから、十分ありだと感じました。ねこだましによるサポート性能やとんぼがえりによるサイクル性能については言及するレベルではないので割愛。努力値は全国ダブルでの個体の流用なため深い意味はありません。
特性:サイコメイカー
性格:ひかえめ
持ち物:カクトウZ
努力値:CS252余りH
ツンデツンデとガオガエンを破壊したいがためにこうなりました。ガオガエンが炎技を持っておらず、このポケモンにもエスパー技を採用しなかったためモロバレルがゲロゲロに重くなりました。レックウザでしか倒せねえ……。ウルトラルールにおいてのサイドチェンジですが、高火力範囲技が多いことや、どっちに当たっても別にいいやきのこのほうしなどが多いため、VGC2018ほどの効果は期待できないため、採用は技枠が余った時以外は入れなくていいと感じました。実際の対戦では仮想敵であったツンデツンデ(!?)をきあいだまZで破壊できたので満足です。アギルダーとの連携を考えるならこだわりスカーフのほうが圧倒的に有用だと実感しました。
特性:かるわざ
性格:おくびょう
持ち物:きあいのたすき
努力値:HS252余りD
技構成:いのちがけ むしのていこう アシッドボム まもる
いつもの。今回は偉くなかった(それはそう)。きあいのたすきは発動しないとなくなってくれないためかるわざとは微妙にアンチシナジーでよくありませんでした。サイコシードならまだ選出の機会が多かったはず……。合わせるならスカーフゼルネアスのサポートとしてアシッドボムを相手ポケモンに入れて疑似的なジオコントロール並の動きをさせる等がいいと思います。あといのちがけってZ技にすると威力が180もあるんですね、これでツンデツンデも破壊できるのでノーチャンスではないかも?GSでは多分もう使わないかな……。
特性:ふゆう
性格:ひかえめ
持ち物:デンキZ
努力値:HC252余りD
技構成:かみなり めざめるパワー(水) よこどり まもる
今回一番ヤベーポケモン。対グラカイ最終兵器(笑)。ハイドロポンプは当たらないため、わざわざめざめるパワー水個体を作成。ゲンシグラードンに対し、横にレックウザを後投げすることで大概のゲンシグラードンを破壊できるようにし、カイオーガもデンキZで強引に突破しよう!がコンセプト。このポケモンが最後に入ってきたポケモンなのですが、ここまでで構築内の素早さ操作を行えるポケモンがゼルネアスくらいしかいなかったため、あいてのおいかぜ奪って操作するしかないためよこどりを採用。オフ対戦での8戦中4回おいかぜを奪いました。使用感としては悪くなく、このポケモンが自然に入ってきたならば十分活躍できるポテンシャルはあると感じました。あとジオコン後のゼルネアスのダブルダメマジカルシャインなら確定で耐えます。改善案としては、眠らされるとおいかぜを奪えないため持ち物を防陣ゴーグルにしたり、カイオーガは突っ張ってきてくれないためかみなりをエレキネットにする等かなと思います。
この構築(30分)と、次の記事で紹介するとんぽけオフに持って行った構築(2時間)のどちらを使うか直前まで迷いに迷ったのですが、面白さに耐えられずこちらを持っていきました。結果としては予選8人グループを4-3が3人で直接対決で勝っていたため2位抜け、決勝トーナメントで1回戦負けでベスト8でした。一応決勝トーナメントもしんそくで怯ませ続ければ勝てる未来があったのですがそれは土台無理は話。
対戦してくださった皆さん、ありがとうござました!